ごあいさつ
本会はIターンで長野に移住し信州新町で有機無農薬で農業に取り組む渡辺啓道、中条で長年有機無農薬で農業に取り組み、研修生の育成にも取り組む久保田清隆、松代で地元野菜の卸事業に取り組むカネマツの小山都代の3名が呼びかけ人となってスタートしました。本会には生産農家だけでなく、料理人、食のコーディネーター、福祉事業者、公務員、NPO活動をしている人など多様な人々が関わっており、毎月最低一回は集まり、この地域で農と食をテーマとして私たちに何ができるかを話し合ってきました。
色々な活動をしている人々同士が交流することで、「話」は一人では思いつかないような重層的な「物語」へ進化していきます。感性豊かな人々の語らいはその場の雰囲気を熟成させ、魂と魂の繋がりを実感させてくれます。参加する人々のネットワークは常に拡がり、新たな可能性が見えてきます。農から始まる世界がこんなにも豊かで無限の可能性を秘めたものであることを私たちは思い知らされました。農そして食は新たな経済であり、地域であり、人と人を結ぶツールであり、生き方であり、未来へのビジョンです。今長野で何かが胎動しています・・・。
共同代表 渡辺啓道・久保田清隆・小山都代