「野菜で人生変えちゃおう!」

野菜のカネマツのテーマです。
10年前に家業に入った時に、初代から続く100年の歴史を改めて学び、整理し、 これからの100年、そして更なる未来を練る中でたどり着いた言葉です。
そして、この10年間の中でこの言葉はどんどん具現化され、さらに深みを増し、今ではこの地球で生きていく為の全ての答えを野菜が教えてくれたようにすら感じています。


人生どころか、地球をも変えれるメッセージを野菜たちは持っています。
なぜなら、野菜は地球そのものから育つから。
そして、それを確信させてくれたのは私たちにとって一番大切な農家さんたちです。
だから、私たちはそのメッセージある野菜を育ててくれる農家さんたちを応援しています。

青果担当 小山修也の魂のメッセージ!

1.野菜で人生も地球も変わるとは

私たちが存在する為に必要な根本、それはまずこの地球があることです。
その中で、野菜が持つメッセージとは何か、それはまず土の中にあります。
「自然界の土の中では多種多様な微生物たちが争う事なく共存、共生しています。」
その微生物たちは地域によって種類やバランス、働き方は様々ですが、共通しているのは、その土地を守り、より豊かにするために、つまり地球をより良くする為にそれぞれが役割を持ち、お互いを認めあい、活かしあって働いてくれているという事です。
この微生物の世界を知った時、“地球に存在する全ての命に、生まれた意味、役割がちゃんとあるんだ”と言うこと、“私たちの地球がそれをずっと教えてくれていたんだ” と言う事に気付かせてもらえました。

例えば、雑草にも役割があり、その場所に生えることにもちゃんと意味がある。その土地に必要な養分を持った草がそこに育ち、役目を全うするとまた次に必要な養分を持った草が生えてくる。虫にも、動物にも、その全ての命には、同じように地球で生きる役割と意味があること、そして、その自然界を営んでくれている大本は微生物たちなんだと言うことをカネマツの大切な有機農家さんから教わりました。
だから、微生物たちの事を考えて育てられた野菜たちは、その働きによって大地(地球)のミネラルと地球と共に生きるためのメッセージをたっぷりと吸い上げて育ちます。そしてその野菜はとても元氣で、何より美味しさとエネルギーに満ち溢れています。
そんな野菜を美味しく頂くことで、自然とメッセージは私たちの身体に沁み渡り、細胞にまで届き、地球との繋がりをちゃんと感じる自分へと変わっていきます。
自分が変わると、周りも変わり、それぞれの地球への役割を認め合い、活かし合える 幸せな関係ができるようになり、更に野菜を食べて地球とつながり、幸せになりたいと思う人が増えていく。
食べてくれる人が増えていけば野菜も増え、農家さんや畑も増えていく。
そんな農家さんや畑が増えていけば、環境はより豊かになり、やがて地域が変わっていく。
そんな地域が全国、そして地球全体に広がっていけば環境破壊に苦しんでいる地球も蘇り、共存、共生の微生物の世界のような真の世界平和に必ず繋がっていくと考えています。

2.カネマツの役割とは


私たちの役割は、野菜たちが本来持っている人生が変わるほどのメッセージを、農家さんに代わってみなさんにお届けすること。

そうすることで、農家さんは農作業に専念でき、その分野菜たちのメッセージは強くなり、食べてくださる皆さんの喜びも大きくなると考えています。
そのために、常に畑の状況を確認し、農家さんたちの今の状況を聞き、お客様に理解してもらえるようにお伝えてしています。
環境は年々変わり、同じように野菜が育つ年はありません。自然と一体、天候による成長や作業のため、予定通りにならないことが多々起きます。
例えば昨日までは順調に収穫できていたのに、今日は突然アブラムシが大量発生して収穫できなくなってしまったサニーレタスや、厳しい冬の寒さの中、あまりにも霜が強く完全に凍みてしまって出荷できなくなった大根。畑が凍ってアスファルトのようにカチカチになってしまい、掘れなくなってしまった長ねぎだったり、または、寒い気候から一転し、気温が一気に暖かくなると生殖成長を始めてしまい、一斉に収穫をしないと出荷時期を逃してしまうので予定以上に大量収穫された葉物やなばななど、その都度状況や原因をお伝えし、お客様に理解や応援をしていただきながらこれまでやってきました。
それは常に、今一番美味しく、エネルギー溢れる野菜をみなさんに食べてもらいたいから。
更に、そんな野菜の仕分け作業や梱包作業には、カネマツの野菜を定期で食べてくれているお客様がスタッフになって担当してくれていて、農家さんが野菜を持ってきてくれる際にも顔を合わせ、想いも聞き、そしてお客様の立場に立って選別やパッケージをしてくれています。
私たち家族も、一緒に働いてくれているスタッフも、カネマツの野 菜を食べて下さる皆さんと同じ、野菜で人生が変わった、畑を応援する仲間同士です。
この輪を広げていく事が私たちの役割です

3.カネマツの農家さんたち

農薬や化学肥料に頼らず、微生物の世界を守り、野菜本来の力を信じ、自然と一体になってその成長のお手伝いをしてくれている農家さん。
先祖代々、その地で繋がれ続けてきた種を守り、地域の食文化と人々を守り続けてきてくれた農家さん。
自分自身と向き合い、生きる原点に立ち帰り、農業の道へ夢と希望を持って新規就農する農家さん。
そんな強い信念を持って畑と野菜に向き合う農家さんたちと共に歩んできました。

野菜の声を聞き、虫の命をも尊重し、微生物たちの世界と、「農業が世界平和に繋がる」ことを私たちに教えてくれた久保田さん

約20年前に、名古屋から就学前の子供達と奥さんも一緒に一家でIターン移住し、「食べ方と生き方を一つに」したいと、最初は僅かな面積しかない市民菜園しか借りれない状況の中でも農業の道を自然と一体となって歩んでこられた渡辺さん

カネマツの地元、松代町の伝統野菜「松代一本ねぎ」を他の品種との交配を防ぎ、より良いねぎを選抜しながら代々種を守り、そして伝統野菜の認定の為に歴史を紐解いてくれた児澤さん
友人から譲ってもらった珍しいきゅうりの種を松代町に持ち帰り、栽培を始め、その珍しさと美味しさから一時は種が盗まれたこともあった「松代青大きうり」。だけど、栽培の難しさから結局一軒だけで最後まで守り抜き、カネマツに種を継承してくれた今は亡き原田夫妻

「おらのおじいちゃんが、“これは真田のお殿様に献上されていた里芋なんだ”っていつも教えてくれたんだ」と嬉しそうに微笑む室賀さん。その里芋を継承すべく、若手の農家さんに栽培の事などを教えてもらっている最中、「室賀さん、明後日は40kgお願いしますね!」「あいよーっ!」っていう電話を最後に、3年前に天国へ行かれてしまいました。

 94歳現役!スコップ一本で長さ1m程になる「村山早生ごぼう」を1本づつ掘り上げ、地元を愛し、このごぼうを愛し、地域の宝を残すために生産組合を立ち上げ守り続けてくれている黒岩さん

 地元でも美味しいと評判の蓮根。しかし今では生産者さんは3名ほど。そんな希少な蓮根農家さんを探していたら、学生時代の部活動の先輩から紹介され、農家さんちにお邪魔したら、おじいちゃんが町の八百屋として営んでいた時にずっとお取り引きをしていた農家さん。世代を超えて孫の代で再び出会った「綿内蓮根」の堀さん

 家族が病気になってしまい、治療のために食事を意識した際に野菜の力に気付き、長野で癌と戦いながら無農薬で果樹栽培と野菜作りを頑張っている友人の元へ移住し、新規就農。今は亡き大切な友人の農園とその意思を引き継ぎ、農業で食べていくことの厳しさに日々葛藤しながらも信念を貫く農家さん。

 引きこもり生活から抜け出し、自分でもう一度立ち上がるため、都内から長野の会社へ就職し生活を一変させたが、長く続かずまた引きこもりの生活に戻りかけた時、農業の道へ踏み込み、有機農家さんのもとで研修を重ね、現在は独立して農業という生きがいに出会った農家さん。

 食べてくれる人、環境のこと、これからの地球の未来の為にもこれからは有機農業を!と夢を持って農業の道へ入った新しい仲間も、農業で食べていくことの厳しさに挫折をしたり。葛藤の末、本心とは違い悔しいけど、食べていくために慣行農業に切り替えた農家さん。

 カネマツの100年の歴史の中には、まだまだ書ききれないほどの多くの農家さんたちと、それぞれのエピソードがあります。
最後に書いたように、私たちにとって必ず必要である「食」を支え、更には地球の存続にも大きな役割を持つ農業が、それだけではまだまだ食べていく事が難しいというおかしな現実を、みなさんに一緒になって応援していただき、食べてくれる人の事、環境のこと、地域や地球の未来のことを大切に考えてくれている農家さんや、志を持って新規就農する仲間たちが当たり前に生活が成り立つように変えていきたい。
そう強く思わせてくれた農家さんたちがカネマツの周りに沢山居てくれています。

4.カネマツの野菜とは

カネマツの農家さんたちは一人一人強烈な個性があり(笑)、そしてどんな野菜にも 農家さんの個性と同じだけのメッセージが詰まっています。
それは、カロリー計算や、栄養成分表では表すことができない「エネルギー」です。 そのエネルギーが特に多いのがカネマツの野菜です。なにせ、“野菜を通して人生も地球も変える”と考えている私たちの想いがプラスされているので!
そんなカネマツがみなさんにお届けする主な野菜を分類すると

・地球の愛のメッセージと土着菌をたっぷり吸収できる「有機野菜」

・信州の各地域の昔からの“地の力”をたっぷり吸収できる「伝統野菜」

・季節ごとのエネルギーと、農家さんのこだわりをたっぷり吸収できる「地場野菜」

・信州杉のおがこから育った、信州の大自然をたっぷり吸収できる本物の「木の子」

※この他に、こだわりの「果物」もございます。

※ラインナップにもまとめてみてありますのでこちらもご覧ください。

5.カネマツの取り組み

「命をいただききる為に」
時期によっては畑で溢れてしまう野菜も、出荷先がなくタイミングを逃せばそのメッセージを私たちに届けることがでないまま土に還ることになってしまいます。
また、同じ畑で、同じように愛情を注ぎ、同じだけの手間をかけて育てられた野菜でも、現在の流通の仕組みや、消費者のみなさんへの情報発信の弱さから、見た目、規格、時期など様々な理由によって「規格外」や「出荷不可」とされてしまうものも、同じくメッセージを届けられないまま土に還ることになります。
ですが、見た目、規格、時期が違っても、育ってくれたこの野菜は全て同じ「命」です。 その想いで、カネマツでは20年前に加工部門を立ち上げ、これまでに「心も体も整える季節の養生弁当」、「野菜中心の冷凍お惣菜」、「ファイトケミカルたっぷりの冷凍スープ」「長岡式酵素玄米」などの加工品を手作りし、畑と一体になって、このメッセージたっぷりの「命」をいただききる事を目指しています。

6.カネマツが目指すこれからの100年と更なる未来

Go NAGANO Official Channel様でご紹介頂き、インタビューでカネマツの思いを語らせて頂きました!

7.カネマツが呼びかけていること

このカネマツの想いと未来に共感してくださる皆さんには是非、カネマツの「畑の応援隊」になって欲しいんです!
畑の応援隊とは、今、畑で採れているものを詰め合わせたセットを定期的に購入し、美味しく食べてくれる人たちです。また、時には畑からの S O S の発信にも理解と協力 いただき、地球から生まれた命を無駄にしない仲間のことです。

単純に、旬の野菜を美味しく食べ続けるだけで、自分が変わり、家族を守り、農家さんを守り、地球も守れる。畑の応援隊とはまさに地球を救うスーパー戦隊です。野菜を食べ続けてくれる応援隊員がどんどん増える事によって、喜びに溢れる社会へと変わり、 幸せで溢れる地球へと変わり、野菜を通した真の世界平和が実現されると信じています。
ここまでのカネマツの想いを読んでくださったみなさんに改めて。
今こそ、「野菜で人生変えちゃおう!」

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